コメント率 in はてなブックマーク

以前から思っていたのだが、コメントの多いブックマークと、タグばっかりのブックマークの違いってなんだろうか。
ブックマーク数が少ないと誤差が大きくなるので、最近の人気エントリーでコメント率を(計算がだるいので見た目で)比べてみよう。
たとえば、
はてなブックマーク - Ruby on Rails統合開発環境 - RadRails 0.5公開 (MYCOM PC WEB)
はてなブックマーク - Gmailの使い方。
は、ほとんどがタグでコメントは少ない。逆に、
はてなブックマーク - FPN-ニュースコミュニティ- ソニーのブログは炎上するだけまだマシかも?
はてなブックマーク - ブログの「次」はこれが来る。DWS(デーサイ)=データベース→サイト化ツールの時代
は割とコメント率が高い。
はてなブックマーク - コトバノツドイ - はてなブックマークの暴力性
は、さらにコメント率が高い。

他にもいくつか比べてみたのだが、結論としては「何かに対する知識」を教えてくれるエントリーはコメントが少ない。逆に「何かに対するオピニオン」はコメントが多い。あとはネタ系もコメントが多め。最多は炎上だろう。

なぜ、こうなるのかというと…。はてなブックマークにコメントを残すのには理由が2つある。
ひとつは、内容の軽いまとめ。
知識系のもの、たとえば上で言うと「Gmailの使い方。」のようなものは一行で書けるようなものではない。もしその程度の内容の薄さならブックマークされない。「Ruby on Rails統合開発環境 - RadRails 0.5公開」はニュースで、まとめることが可能だが、タイトルが既に内容の要約になっているので、コメントで改めてまとめる必要がない。
逆に、オピニオンは色々書いても、主要な主張はある程度の短さで書くことが可能だ。しかも、タイトルがそのまとめになっているようなエントリーは少ない。これは読んでもらうためのテクニックとして、タイトルでは内容をぼかしている場合があるからだろう。
さらに、たとえ、結論をタイトルに持ってきている場合でも、この手のオピニオンはその結論を導き出した理由が重要であることが多いので、コメント部分にその理由部分を書く必要が出てくる。よってコメント率が上昇する。
コメントを残すもうひとつの理由は、突っ込み。馴れ合いだ。当然、異論、反論の出やすいオピニオンのほうがコメントが増えるわけだ。炎上ならなおさら。


まぁ、そういうわけで、何が言いたいかと言うと…特に無い。単にふと思っただけ。
コメント率を算出することで、オピニオン系が知識系か分かるとか?まぁ、タイトル見たら大抵分かるけどね…。オピニオンなんか見たくねぇよ、って人はコメント率でフィルタかけたらどう?くらいかね。

ちなみに、
はてなブックマーク - はてなブックマーク日記 - タグ個数、コメント文字数制限の変更について
は、コメントだらけなのだが、これはメタ的というか、ワザと書いてみている節があるので取り上げなかった。

さてと。このエントリーのコメント率はどうかな…。うーん。たぶんね、役に立たないので、あんまりブックマークされないと見るね。そうだな、最高でも4User。で、オピニオンに近いし、メタなのでコメント率高め。60%超あたり。