[ブログ]「ブログ時評」評

以前にもブログを持っていた。毎回ニュースを取り上げ、そのニュースに関するさまざまなエントリーを並べ、解説するというシロモノだった。ブログ時評このエントリーと大体同じ仕組みである。(まぁ、私の文章が駄目すぎてここまでのクオリティは出せていなかったが。)そのブログは結局、5回ぐらいエントリーを書いた後に辞めてしまった。あまりにも大変だったからだ。ブログの検索エンジンというものは、なんと最近投稿されたエントリーから順に出てくる。ここから内容のあるエントリーを探し出すのが如何に大変か!ひとつ作るのに3時間かかったこともある。やってられん。
ブログ時評の団藤さんも相当時間をかけて書いたようだ。(これ参照)ご苦労なことである。団藤さん!一回目は結構楽しくやれますけど、続けるの大変っすよ!
さて、ちょっと気になったのは団藤さんのエラソーな発言の数々である。問題部分を引用するが、文脈を見たほうが、よりその傲慢さを感じることができると思うので、できれば団藤さんのここ最近のエントリーをざっと読んで欲しい。読み物としては面白いので苦痛ではないはずだ。

『「学力低下」論じた方はTBを!!→ブログ時評に載せます』より

ブログに書かれた皆さん、独自の分析や切り口、データをここにトラックバックしてください。読ませて頂いて、時評にまとめます。

エラソー(笑)。てめぇで探せよ!と思ったのは私だけじゃないはず。上で書いたように実際はトラックバックされた記事のほかに、ご自身でも探されたようなのだが。自分でも探すってことをこの時点で書いておくべきだよなぁ。

『学力・読解力低下で知る危うい国家戦略 [ブログ時評03] 』より

 皆さんが論じられている通り、学力低下には文部科学省官僚の政策的錯誤が大きいと考えている。それは「勝ち組」さえも裏切るほど場当たりである。長くなるので私の過去の連載第120回「負け組の生きる力・勝ち組の奈落」の参照を勧めたい。

参照を勧めたい(笑)。迷える子羊たちを啓蒙しちゃってます。参ったなぁこれ。腹が立つというより微笑ましい。

『「誰だってジャーナリスト」で、どこまで行けたか(2) 』より

実は4年前に、第95回「学力低下問題の最深層をえぐる」を書いています。各所で評判になったコラムで、「学力低下」をキーワードにすればgoogleでもyahooでもMSNでもまず目に入ってくるはずです。このコラムを読まれた上で書かれている方ももちろんいらっしゃいましたが、極少でしたね。

いいねぇ。絶好調。『第95回「学力低下問題の最深層をえぐる」ってのを書いて結構評判だったんですよ。で、ワタクシ、それで結構いい気になっていたんですけど、触れてくれてる人ほとんどいなかったんですよぉ。しょぼーん。』ぐらい書いてくれるとグッと親近感沸くんだけどねぇ。

『「誰だってジャーナリスト」で、どこまで行けたか(2) 』より

これからも読むに値するブログを発掘する作業を続けますが、これまでの3作品をご覧いただいて、何がアピールするのか、他人に読ませるために書くスタンスを磨くべく、考え直してみてください。

添削指導のお時間ですか。ああそうですか。

別に団藤さんにイチャモンを付けたくてこんなことを書いているわけではない。
ブログというのはマスコミに比べ、ユーザーに近いメディアである。ラジオのパーソナリティーに近いんじゃないだろうか。よって上のようにエラソーな態度は、かならず読者からの反感を招くと思う。それをココロしてブログを続けて欲しいと思ったのだ。せっかく面白いブログなんだから。

しかしなぁ。これがよく言われるマスコミの傲慢さって奴の表れなのだろうか、それとも団藤さんのパーソナリティーなのかな?どっちなんだろ?

ちなみに切込隊長は、時たまこんなカワイイエントリーをするので好感度が高くなるですよ。らぶりー。