モテ方向への資本投下度合いと、ミスコン女への奇妙な嫌悪感

先日、あれだけ「酒井真弓タン萌え〜」とか言っといて、「ミスコン女への奇妙な嫌悪感」って何だよ、という感じだが、感じちゃったものはしょうがないのである。

酒井真弓で検索すると、まぁ、慶應のミスコンやら、Campusうんたら(なんか女子大生が色々とレポートするんだと)がゾクゾクと出てきて、ふつふつと湧き上がる嫌悪感。おお!これはなんだ!しかし、モテないルサンチマンが原因だということだけは分かる!分かるぞぉぉ!というわけで、それについて考察する。

なお、酒井真弓タンがご自身の名前で検索し、このサイトを見るかもしれん。好きです。いや、そうじゃなく。別に、酒井真弓タンが気に入らないとかそういうことじゃありません。あなたは正しい。この文章は単なる戯言でございます。

モテたければ、モテ方向への資本投下が必要となる。スクールカーストで上位に立っている連中は、モテ方向への資本投下が多い。このモテ方向というのは何かといえば、「今風のファッション」や「受けのいい趣味」だったりするわけだ。すなわち彼らは他人の目を気にしているわけだ。

「他人の目を気にする」
これこそ、モテる秘訣なのだ。「他人の目を気にする」からこそ、相手へ気配りをし、ゆるいけど確実にハートをキャッチする話題を提供できる。いわば、常にホストorホステス状態。コミュニケーション能力とは「他人の目を気にする」能力のことなのだ。
そして彼らが「他人の目を気にする」のは「他人から愛される、そんな自分が好き」だからなのである。

しかし非モテは違う。非モテは端的に「とにかく自分が好き」だ。他人の目を無視し、自分の趣味にのみ資本を投下していく自分勝手な人間である。
たとえば私は、ここ一週間に渡って「モヒカン論争」に自分の時間や、自分の脳みそを投資しているわけだが、はっきり言って、ぜんぜん駄目。それは、ぜんぜんモテない。どこの世の中に「モヒカン論争しているmaroyakasaさんってステキ」なんて女子がいるのだ。(いたらご一報ください)はてなダイアリーに無駄な時間を使っているヒマがあったら、Boonとか読んでろよ。

もちろん非モテも他人からも愛されたいわけだが、自分一番主義なので、何故自分らしく振舞っているのに愛されない!アイツラは分かっていない!と他人に責任転嫁するケースがほとんどである。(自然な自分が一番であるという嘘がこの理論的バックボーン)
最近話題の、非モテは白馬の王子様/王女様をもとめる、というのも「こんな素晴らしい俺、私を誰かがきっと分かってくれるはず!」という願望から生まれたものなのである。

で、ミスコンに戻るが、こういう女性は大変素晴らしい、きらびやかなロードを驀進中なわけである。常に、他人の目を気にかけているわけである。もちろん、「他人の目を気にかけている」ことは、おくびにも出してはならない。なぜなら「他人の目を気にかけている」というのはモテコードに反しているからだ。ここは「私は、自然体の私が一番好きなんですぅ」という嘘を言っておくのが良い。

で、まぁ、そういった事に気づいてしまうと、こういうミスコン女性に対して妙な対抗意識が芽生えてしまうのである。「あいつらは考え方が違う!」といったような。私が女子アナを見ると、どうも腹立たしく感じるのもここら辺からきているに違いない。

そう。私が好きな女は非モテな女なのだ。明らかにモテコードに反する行動を平気で取れるような女だ。JJではなく週刊文春を読む女だ。ワンナイよりタモリ倶楽部が好きな女だ。

しかしそういう女性は、顔がゲフンゲフン…だったり、さらに、非常に自己愛が強くてめんどくさい人が多いんだよねぇ…。うーむ。世の中うまくいかんよなぁ。