反省すべきは「待ち組」

反省すべきは「待ち組」…首相、猪口少子化相ら造語で
 恋愛の結果として「彼女あり」と「彼女なし」の二極化が進んでいるという批判に対抗するため、小泉首相や猪口少子化相が「待ち組」という言葉を使い始めた。

 勝ち負けの“二元論”にくさびを打ち込み、恋愛の影の部分が論点になりそうな風向きを変えたいという思惑もあるようだ。

 「待ち組」は、俺とかおまいらなど「挑戦しないで様子をうかがう人」を意味する造語。猪口氏は1月31日の記者会見で、「『彼女なし』は立派だ。その人たちは戦ったのだから。本当に反省すべきは『待ち組』だ」と述べて、非モテらの奮起を促した。

 小泉首相も2日の内閣メールマガジンの中で「待ち組」の存在を指摘し、「そういう人々も持てる力を存分に発揮し、女を(SEXで)逝かすことができる社会にしなくてはならない」とつづった。

 こうした首相の呼びかけに連動するように自民党では、週にセックス1、2回を中心とする若手議員約50人が2日、「非モテを応援する若手議員の会」を発足させた。会長の西村康稔衆院議員は設立総会で、「猪口大臣も(オカズとして)全面的に協力する。若い世代の声を吸い上げ、国民運動を盛り上げていきたい」と訴えた。

 同会は6月までに俺やおまいらや少子化対策に関する政策を提言する方針だ。

参考:反省すべきは「待ち組」…首相、猪口少子化相ら造語で : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
参考:シロクマの屑籠(汎適所属) - 受動世代のロンコーゲーム(論考ゲーム)