モテ男の会話術を垣間見た

新年明けましておめでとうございます。どうせモテないし、今年からは心を入れ替え更新に励もうと思っております。

年末に参加した忘年会で、僕がちょっと気に入ってた女の子とモテ男が恋愛話をするのを横で聞いてたよ!いやぁ、ホント忘年したくなる年の瀬だ事。
さて、そうした中で私が気がついたモテ男先生の会話術を報告したいと思います。

モテ「ふふん、なるほどね。うーん、そうかぁ。わかるよ、○○ちゃんはロマンチックなんだね。うん、そうさ。ロマンチックだよ。」
モテ「○○ちゃんは『仕事が大事』っていうけど、そうかなぁ。もちろん仕事も大事なんだろうけど、○○ちゃんは仕事以外にも大事なものが何かあるんじゃないかな。そんなことない?そんな気がするんだけど。」
モテ「自分から告白するのには抵抗があるんだね、きっと。男の人から告白されたいって願望があるんじゃないかなぁそれは。」
モテ「うん。うん。うん。そーだよね。怖いよね。恋をしているときは誰だって臆病になるよね。うん、わかるわかる。僕も怖いよ。でもさ。うん。前に踏み出していかなきゃね。」

ひょっとしてバーナム効果

バーナム効果(バーナムこうか、英:Barnum effect)とは、誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる正確なものだと捉えてしまう心理学の現象。

wikipediaより

ほかの人が彼に恋愛相談をするのを聞いていたんだが、2度とも「○○はロマンチストなんだねぇ」と言っていたことで確信したよ。こりゃ、占い師のテクニックだ。そんなもん、恋愛相談する奴なんて、初潮来たばかりの5年生女子から百戦錬磨の売春婦までロマンチストだっての、あーた。
問題は、彼がこれを無意識で行っていることだよ。たぶんだけど。それがすごい。どういう育ち方をするとこういう技術が身につくのかねぇ。不思議だ。

この手のモテ男の恋愛相談とか、人生話を聞くと、なぜか虫唾が走っていたのは、占い師っぽさを感じるからだったんだなと納得。
うーん、真似しようとすればできなくはないのかもしれないが、どうにも気分が悪い。しゃらくせぇ。まぁ、非モテの皆様、参考にしてモテてくれ。俺はいいや。