レポートのコピペ問題

大学生が、レポートをどっかのサイトから拾ってきていてけしからん、という話。
ARTIFACT@ハテナ系 - 大学のレポートのコピペ問題あたり参照。
よく知らないが、どーせ、ネットがなかったころだって学生だって本やら先輩の過去レポートやらを写したりしてたんじゃないのか?
はてなキーワードの線が残っているとか、「先日書いたように…」などの文章が残るなんてのは、コピペの気軽さから起こるミスなわけで。
さらに、グーグルが出来たために、教授側がモトネタを発見しやすくなったからこういった問題が浮上しているんだろう。

こういうのをとりあげて「最近の若者はけしからん」と言う人が時々いるわけだが、ちょっとズレてるよなぁ。

あたしはあんたのママじゃない

モテ男性を観察していると、自分との技術差に驚く。
「○○ちゃんって小雪に似てるよねー」とか、どうしてそう的確な嘘が言えるのだ。「小雪」なのは全体の5%くらいなもんで、95%は別物であり、どっちかって言うと東京都庁のほうが似ている女なのだが。家でロールシャッハテストのしみを女優に例える練習でもしているに違いない。
あとはボディータッチの頻度とレベルを少しずつ増やしていく過程ね。すごい。もはや職人。

こういった技術を習得していないのは何でだろうか。たぶん、私がワガママで、かつ「そーゆー人を騙すようなことはいけません!」的潔癖症のためだろう。そういったドブ板営業的な事を嫌うのがイカンのである。
顧客と会社がお互いに信頼関係を結んだ「お得意様」になる前には、必ず営業マンによる売り込みがある。それと同じで、並々ならぬドブ板営業が必要なのだ。セックスは本来、タダじゃないのだから。
そういったことを自分はやりたくないわけで、それじゃモテるはずがない。

非モテエントリーを見ていると、純愛主義だよなぁと感じることが多い。「純愛」というものがあるかは知らないが、もしあるとしたら、それは長く付き合った二人の間に訪れるものであり、少なくとも初めから「純愛」があるはずない。そこを間違っている、もしくは間違いだと分かりつつも、そうした「純愛」の存在を妄信しているのが純愛主義者だ。初めにあるのは、技術がものを言う「恋愛」だけなのに。
もしも現実の世界で、初めから存在する「純愛」を探すとしたら、それはひとつしかない。親子関係だ。

「あたしはあんたのママじゃない」
これは、純愛主義者への言葉ではないだろうか。あたしはあんたのママじゃない。だからちゃんと技術的に口説かねばならんのだ。「純愛」を得るためには。


kammy+氏のエントリーを読んで、突発的に書いた文章。kammy+氏がそういわれているのは違う理由だけど。まぁ、一応書いたので載せてみる。