男とポルノ

partygirlの日記 - 女の子の好きなエロ
座談会・女性とポルノ(上)
座談会・女性とポルノ(下)


といったような記事を読んで、女向けのエロについて考えようかと思った。…モテてからやれって話ですね。そーですね。
仕方ないので、男がどのような視点でポルノを楽しんでおるのかって話をしようと思う。これなら我がテリトリーだからな。

ポルノにおける男役というのは数パターンある。

1.性的超人型
昔はこういうのが多かった気がする。加藤鷹とかチョコボール向井とかが有名な例。別に顔がカッコいいかどうかはそれほど関係ない。まぁ、見れる顔ならOK。重要なのは、色黒で、精力絶倫、ムキムキ、テクニシャンであること。まぁ、ペニスの擬人化だと思えば間違いはない。

2.非モテ
まぁ、どーみても、一般には「きんもー」といわれそうなタイプ。お腹出てて、ハァハァ言ってたり、気持ちわるーい感じに喋る。

3.透明人間型
最近、多い。ハメ撮りものや、カメラが完全に男からの視点となっており顔が全く映らないもの。

個人的には、3がエロに没入しやすい。
恐らく元々は1が主流だったのではないかと予測する。要するに映画でヒーローに自己投影するようなものなんだろう。ただ、あまりにムキムキしすぎると、実際の自分との乖離を感じることが多く、没入しづらいわけだ。
多分、そういったユーザーの要請を受けてでてきたのが、3なんだろう。エロゲー(特にエロ重視の作品)でよくある、髪が目深に覆いかぶさっていて、目が画面に映らない主人公もこの中に入れて良いかと思う。エロゲーが先取りしたんだな、きっと。
なお、男が登場しないもの(イメージビデオっぽいのとか、レズもの)もこの路線かなぁと思う。そういった状況に介入するのを想像して楽しむって要素は間違いなくある。ただ、「エロ」と「美」が混ざり合った不思議な感情を抱くのはこの手のビデオだけかも。特に外国人女性なんかが被写体だと、現実感がすっ飛んでそうなりやすい。
最後に2。もともとの意図は感情移入をしやすくするためなんだろうけど、最近は別の意味を持ちつつあるように思う。「気持ちの悪い男にやられる美しい女優さん」を見て興奮するっていう嗜好がどうもあるようなのだ。多分この場合、「美しい女優さん」のほうに感情移入するというアクロバティックな楽しみ方かと思う。上に上げたサイトでは、単純に感情移入のためだと論じているけど、もうちょっと複雑なわけですね。なお、個人的には僕は苦手。だって「きもーい」んだもん。