「エビちゃん」に謝ったことを謝る。

以前、
「エビちゃん」が苦手な理由/文科系女子が好きな理由
というエントリーを書いたのだけれど、このとき念頭にあったのは、実は蛯原友里さんではなく、別のある人のことだった。友達というわけではないのだが、いろいろあってごくたまーーに話すのだ。

彼女たちはそう言いながら、白い目でこっちを見ている気がするのだ。

なんて書いてはみたが、実際にはそれほど邪険にされるわけではない。誰かが言っていたが「エビちゃん」は男にもモテるが、同時に女の子にもモテる人間なのだ。「みんなの人気者」なのだ。そんなに悪い人じゃないのである。


先日、飲み会があった。私は酔っ払ってニヤニヤしながらフラフラしていたのだが、そのとき「エビちゃん」に遭遇した。

私は超低級の悪霊であった。そして彼女は女神だった。女神は女神だから当然、背中から後光が射しているわけだ。私こと超低級悪霊は影である。上級悪魔なら闇で多い尽くすこともできようが、所詮、影。光の届かないところでひっそりと生き延びる影な訳で、当然やられる。断末魔の叫びを上げながら、浄化され、かき消される俺。ぎょえええええー。

私は反射的に謝っていた。こんなんでスイマセン、真っ当に生きていなくて申し訳ない。と。
当然、彼女は怪訝な顔である。多分、気持ち悪かったろう。軽く嫌悪の表情も浮かんでたかと思う。ごめんなさい。謝ったことを謝ります。


何故謝るのか、自分でも良くわからない。私だって、まぁ、そこそこまともに生きているわけで。別に頭を下げなきゃならんほど悪い事をしているわけじゃない。そりゃ、「みんなの人気者」ではないかもしれんが、それのどこが悪い。俺は悪くない!…と、頭では分かってんだけどさ。


「みんなの人気者」を好きになれる人が、うらやましい。「みんなの人気者」を嫌いになれる人でも、この際、良いや。

なぁ?「みんなの人気者」を見ると消え去りたくなる人は、どうすりゃいいんかね?