個人製作のiPod CM

ちょっとまえのニュースだが、iPodファンが自主制作したCMがウェブで話題になっているそうな。(ここ読んで知りました。)実際のCMがこれね。確かになかなかカッコよろしくてよい。
これを見ながらインターネット広告の未来について考えてみた。
インターネット広告が従来までの広告に勝っている点は3つあると思われる。パーソナライズ可能な点とインタラクティブ性を持たせることができる点、そして一般の人による情報発信を利用できる点だ。
パーソナライズを利用した例としてはGoogle AdWordsGoogle AdSenseなんかであるし、インタラクティブ性を利用した例では、クリックするとその商品サイトに飛べるバナーや、商品にまつわるゲーム等があるだろう。ゲームなどは本当に面白ければかなり広まるはずだ。広告ゲームばかり集めたサイトなんていうのをはじめたら結構お金になるやもしれぬ。
まぁ、それはちょっと置いておいて、最後の「一般の人による情報発信を利用できる」について語りたい。これをやっている例があまり思いつかないんだもん。しいて言うなら、Google AdSenseくらいか。これ、もったいないことだと思う。
たとえば「ゴッゴル」という言葉を広めまくったSEOコンテストゴッゴルがもし新商品の名前であったなら、相当な広告になっただろう。しかもほとんど金がかかってない!はじめに取り上げたiPodファンによるCMなども「CM募集!」という形で大会を開けばFLASHを自主的に製作している連中などが喜んで参加し、盛り上がるのではないだろうか。
情報発信を始めた一般人をいかに利用し、宣伝をするか。インターネット広告の未来はそこにかかっていると思うのだが。どうかね?