高野連はすっこんでろ

駒大苫小牧の暴力事件について。
そりゃ、オトナだって揉め事はあるわけで、高校生間にもあろう。そしてその解決方法として暴力を利用することは、許されざることであって、調査の上、該当する高校生に対し、学校側はその暴力行為の度合いに応じた処罰をするべきである。
…で、終わりなはずなのだが、なぜ高野連が出てくるのだ。おまえが問題をややこしくしとるのだ。
高野連高校野球を滞りなく開催すればそれでいいのだ。「ドーピングをしていた」とか「戦力を低下させるため、他校の有力選手を襲撃した」など高校野球に関連した事件に対して処分を下すのは理解できる。しかし、「部活でちゃんと練習しない生徒を生徒が殴った」なんて、純粋にその高校内部の問題じゃないか。高野連がしゃしゃり出てくる必要性がまったくわからない。
おかげで隠ぺい工作が行われ、被害にあった生徒は泣き寝入ることになるわ、暴力行為をした生徒も、本来、暴力行為をとがめられることで得られるはずだった教育を受けられないわで、散々な結果だ。
彼らはまだ学生で様々なことを学んでいる最中なのだ。「甲子園に出られなくする」という刃物をちらつかせることで、彼らの教育課程をゆがめてどうする。
ホント、わけ分からん。

追記:
うわぁ。「部長が殴った」とニュースで聞いて、これを書いたんだけど部長って27歳。高校生じゃないのね。部長。ということで、上の記事も読み替えてください…。ちゃんとニュースソースをキッチリ読んでおくんだった。失敗。