脱オタ本の正しい書き方

Kammy+'s spaceブログ版: 【レビュー】『電車男スタイリング・バイブル』

Kammy+氏による脱オタ本の感想。コメント欄に著者が登場し、意見交換が行われている。これぞネットの醍醐味ですなぁ。この本自体は読んでいないのだが、Kammy+氏のレビューを読んで、脱オタ本について考えてみた。

著者が残しているコメントを見ると、この人はきっと本当にファッションが好きなんだろう(コメント読む限り、いい人っぽい)。多分この本も「着飾ることの面白さ」を真面目に伝えようとして書かれているのではないかと推測する。
しかし、多くのオタクは、オシャレになりたいわけじゃないのだろう。彼らが知りたいのは、着飾ることの面白さではなく、如何に投資をせずに、最低限人間扱いされるファッションを手に入れるか、ではないのだろうか。料理で言えば「3分で出来るお手軽料理」を知りたいのだ。
実際、私も人間扱いされるべく、TakaQやら丸井に服を買いに行ったりするのだが、大変面倒くさい。どうやったら、金をかけずに及第点にいたるのかを毎回悩む。正直、家で2ちゃんねるをしているほうがよっぽど楽しい。オタクは大体こんなもんだろう。したがって、載せてほしい情報としては…。

安めの服が中心で、当たり外れの少ない店はどこか。
シャツ、ジャケット、ズボン、などは、そもそもどういった価格層が存在し、どのあたり以下だと、ファッション的に落第点を取る危険性が高いのか。安全な価格帯はどこか?
1シーズンで、最も金をかけずに、不潔と思われない程度に着まわせる最低数の服は何枚か?
体系別の及第点を得やすいファッションとは?
定員が声をかけてくる頻度の高い店、低い店。また、かけてきたときの対処法。

と、こんな感じ。この辺りに需要があると思われる。
そういう本を出そうと思っている人は、是非、上のようなポイントを網羅していただきたいですなぁ。