大塚愛盗作検証サイトにavexが抗議

大塚愛の歌「プラネタリウム」とRIKKIの歌「素敵だね」(FinalFantasy Xの主題歌)がメロディー、PVともによく似ているという検証が行われていたサイトに、avexから以下の書き込みがあったんだそうな。
盗使哀

3. エイベックス・グループ  (2005/10/28 16:37:26)
貴殿が運営する下記サイト[検証]において「報道・批評・研究目的の引用」として当社管理楽曲を使用しているようですが、貴殿が「批評」等を掲げる以上、匿名ではなく貴殿の名前を明らかにし、自らの意見に責任を持つ形で行うべきだと考えます。それが為されないようでしたら、「批評としての引用」に該当しないと判断し、当社は貴殿に対し、楽曲使用の中止を要望します。

2005年10月28日
エイベックス・グループ知財戦略室

実際の書き込み

いやいや、まさか。企業がそんな書き込みなんてするわけない、と思うのだがページの管理者によればIPはavexのもの。うーん。まだ信じられない。本当なのか??

まぁ、本当だと仮定すると、かなりのアホぶりの発揮である。自分の意見に責任を持つため、批評は匿名であってはならないのだそうだ。
そもそも「批評に責任を持つ」ってのはどういうことか。それは、自分が書いた批評に対する反論は受けて立つぞ、ということだ。さらに自分の間違いに気づいたときには率直に認めるということでもある。
匿名には2種類ある。…ってこんな議論はネットで何百回といわれているだろうけど一応やっておくと、ひとつが、捨てハン、すなわち短期でしか使用していないハンドルネーム。2ちゃんねるの「名無しさん」はこれにあたる。そしてもうひとつがコテハン、すなわち一定の長期にわたり、使い続けているハンドルネームだ。わたしのハンドルネーム、maroyakasaはこれにあたる。
捨てハンは言いっぱなしのまま、その場を去ってしまうことが多いため、「責任を持てない」とされている。しかし良く考えれば、その人の行動しだいで責任を持つことも出来るはずだ。実際、このサイト内で非モテやらモヒカンやらで議論をしたときに、その相手の大半は捨てハンだった。しかし彼らはキッチリと議論していたではないか。
ましてや、この問題となっているサイトの管理者はコテハンだ。批評のどこに問題があるというのか。

…というかさぁ。パクリなんて音楽業界では当たり前のように行われているのだから、企業としては、そんなもの無視しておけよ。子供かよ。